genreの冬素材

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genreがオリジナルで製作したウールリネンのシャドーストライプ生地で、ジャケットとパンツを作りました。

genre
ORIGINAL MATERIAL “WOOL LINEN”
F.F JACKET  ¥109,000+TAX
2TUCK TROUSERS  ¥54,000+TAX



【自分たちが思い描く表情の生地を作る】

生地づくりは、本来とてもハードルの高い工程です。糸の選定から織りの密度まで、ひとつ判断を誤れば、思い描いていた表情には仕上がりません。(OUTILやKLASICAは本当にすごいと思います..)

まして、genreのような小さなブランドが生地から作るのは、決して“当たり前”ではありません。必要ロットや工程管理、コスト面、どれも簡単ではなく、踏み出すには勇気がいる作業だからです。

それでも実現できたのは、genreのものづくりに共感し、力を貸してくださる機屋さんの存在があったから。「難しいけれど、やってみましょう」と、細かな調整にも根気よく付き合っていただきました。

 今回は、冬に提案したいウールリネンの生地を、奥行きのあるシャドーストライプがイメージでした。

経糸にはネイビー無地ウールと、ブラックに近いトップ糸をランダムに組み合わせ、“無地に見えて無地ではない” 微細な影をつくるため、何度も試作を重ねました。緯糸にはリネンを。

触れたときまず感じるのは、ウールならではの綺麗な落ち感と滑らかさ。けれど、織りの奥からふっと現れる“揺らぎ”のような表情は、リネンがもたらす素朴さと自然な粗野感。

異なる個性を持つ二つの糸が、互いの魅力をそっと引き立て合っている。そんなバランスの中で生まれる影が、シャドーストライプとして静かに浮かび上がっています。

見た目は控えめなのに、じっと見つめるほど奥行きが深い。
綺麗すぎず、ラフすぎもしない。そんなgenreが提案する冬の素材です。


【genre  F.F JACKET】

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【genre 2TUCK TROUSERS】

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カットソーにも、白シャツにも。ただ一つ足すだけで、装いに冬らしい季節感が生まれますよね。そして、セットアップは圧倒的に美しい。どの組み合わせにも、ぜひ袖を通してみてください。

ジャケットもパンツも、どちらも生地の魅力がしっかりと息づいた仕上がりです。

genre 
ORIGINAL MATERIAL “WOOL LINEN”
F.F JACKET  ¥109,000+TAX
2TUCK TROUSERS  ¥54,000+TAX

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