genre / Farmers Skirt

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1900年代初頭、フランスの農婦のために作られた”ふんわりスカート” 。

手仕事による細やかなギャザー、それから生地をたっぷりと使って作られていて、フワっと優美な姿。時を経ても美しく、沢山の魅力が詰まっています。

本日ご紹介するgenreの新作は、そんな農婦が着用していたスカートを元に製作しました。


genre
Farmers Skirt
¥42,000+tax (¥46,200)
2月11日販売開始

1周年イベント時に限定10着で製作したものと同じ形です→⭐︎

今回は無染色のアイリッシュリネンで仕立てました。染めを施していない自然なお色は、グレーにほんの少しだけベージュを足したようなニュアンスある色です。柔らかくも凛と格好良くも映してくれる魅力的な色味。

画像ですと割と無骨に見えると思いますが、アイリッシュリネンは上質で少し光沢があるので上品な印象も与えてくれます。

フロントはさりげなくタックを施したプレーンなシルエット。ヒップ部分には細やかなギャザーをたっぷりと施しており、前後で全く違う姿を楽しめます。

ウエストサイドにはボタンを並べました。こちらのボタンはアンティークのガラスボタンを元にして作ったgenreオリジナルのもの。グレージュのリネンに、うるっと輝く黒のボタンが良いアクセントになってくれていますよね。

ウエストには共布のドローコードを施しているので、お好みのウエスト位置で着用いただけます。紐はそのまま内側にしまっても、リボン結びをして外側に出してポイントにしても◉右側にひとつ、ポケットも付いております。

このように、ギャザー部分を前に持ってきても素敵なのです。要するに2wayで着用いただけます。その日のトータルバランスを見て、お好みの方をお選びくださいね。

今回の生地は、ヨーロッパの古いリネンのようなある程度の硬さと肉感があって、素朴さとクラシックな雰囲気を感じます。少しの光沢は素材の持つ素のままの美しさ。

着続けるとくったりと柔らかくなってゆくので、穿くたびに美しい揺れ方を見せてくれるのです。

春・夏・秋・冬と1年を通して着こなしをお楽しみいただきたいgenreのスカート。
次回はおすすめのスタイルをご紹介したいと思いますので、ぜひご参考にして頂きたいです。

genre砂原