MARIA RUDMAN / マリアルドマン

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MARIA RUDMAN(マリア ルドマン)

ラップランド、あのサンタクロースが暮らしているといわれている伝説の地域。
かつてそこにはトナカイと共に暮らすサミ族と呼ばれる遊牧民族がいました。サミ族はトナカイと共に移動し、トナカイを生活の糧として生きていました。トナカイの革で防寒着を作り、靴を作り、家の中の敷物にしたり…そして装飾品として、ピューターと呼ばれる銀糸で様々な刺繍を施し、まるでお守りのように身につけていたのです。

マリアルドマンはその地域で生まれ育ち、17世紀から続くサミ族のその伝統工芸、伝統的な技術を用いてアクセサリーを製作しています。


 遡ること10年ほど前….MARIA RUDMANのオーダーをする為に、彼女が待つパリのホテルへ向かった日のことです。今でも鮮明に覚えています。

はじめてお会いするマリアさんは、スピリチュアルなオーラを身に纏っていて、一見しただけで人を惹きつける魅力を持つ、想像通りの素敵な女性でした。とても温和な人柄で、極度に緊張しているわたしたちを和ませてくれるかのように、色々なことを丁寧に説明してくださりました。彼女がこの製作活動を始めた背景として、サミ族の伝統工芸と、その伝統的な技術を持つ極わずかな職人たちを守るためでもあると。

お話を聞きながらも、私は彼女の装いに釘付け。上質な素材感のドレスとVintageのドレスを重ね着していて「なんて素敵なんだろう」と緊張しながらも、足の先から頭のてっぺんまで食いいるように見てしまいました。更にマリアルドマンの重ね付けがものすごく素敵で「私もこうやって身に着けたい!」とヒヨっこながらに思ったのです。この日は、MARIA RUDMANというプロダクト、人柄、全てに魅了されっぱなしの心に残る1日でした。

それから何度かお会いする機会があったのですが、よくvintageを取り入れた装いをされているのが印象的でした。センスの良い着こなしは、ファッションを彼女らしく楽しみ、自身のスタイルを持っていて。まさに、genreが理想とする女性の一人でもあり、それ故に、彼女が作るアクセサリーをgenreで展開したいと考えていました。今日これから、ここでご紹介できるのがとても嬉しいです。

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MARIA RUDMAN / New Collection
12.18(Fri) Start

クリスマスも目前…まるでgenreへのプレゼント(?)かのようにMARIARUDMANが沢山届きました。18(金曜)からお店に並べる予定です*次回はその内容をじっくりとご紹介したいと思います。

genre砂原