Navajo Pearl Necklace
(続き…)
ナバホ族の古い写真を眺めながら、どんなナバホパールのネックレスを作ろうかと話が進んで行き…作り手の太田さんが様々なナバホパールを見せてくれました。大きさも形も長さも本当に色んなものがあります。
その中でも特に目を惹いたものがありました。
それはVintageのナバホパールのネックレスでした。あきらかに他とはオーラが違っていたのです。
お話を伺うと、現代のナバホパールと呼ぶシルバービーズは、マシンメイドのものが多く全ての工程をハンドメイドで仕上げていないものがほとんどとか。昔はビーズ一粒一粒全てハンドメイドで作り上げていたそう。
シルバーのプレートを裏側から叩いて半円のドーム型に成形、その2つをつなぎ合わせロウ付けしビーズ(球体)にするナバホ族の伝統技法です。
歪んだ自然なラインや生々しく残る叩き跡、つなぎ目と、よく見ると確かに球体が均一な”まる”ではなく一つづつ表情が違っていました。
文章にすると少々容易に感じますが、気が遠くなるほどの手間と技術が必要です。
Folk/N × genre
Navajo Pearl Necklace
¥135,000+tax
約43㎝(留め具含む)
11月5日よりオーダー受付開始
(10個まで)
約2ヶ月後のお渡し
今回1周年企画で製作したナバホパールのネックレスも、このVintageと同じく当時の工程そのまま一粒一粒すべて手作業に拘って作っていただきました。
素材はFolk/Nらしくヴィンテージのコインを使っています。綺麗な銀盤を使うのではなく、コインを溶かし塊を叩いてローラーで何度も伸ばし均一にしてゆくところからハンドメイドで行っています。
顔まわりを品良く映してくれるバランスを考慮して、ビーズの大きさは首元に向かって小さくグラデーションを作ってもらいました。(この大小を作るのも大変です…)
チェーンを通す穴も一粒づつ手作業で開け、あえて綺麗に処理はせずヴィンテージのような仕様にしました。
当時のように極力少ない道具で時間をかけて….本当に職人泣かせなネックレスです。
1連でクラシックな、真珠のネックレスのようなイメージ。タートルやプレーンなニットに主役にも、シャツの首元からチラリと覗かせるのも良い長さなのです。シルバービーズ(球体)は中が空洞の作りなので、驚くほど軽くて着けやすいですよ。
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手仕事が生む美しさ、ヴィンテージコインならではの自然に酸化してゆく風合い。
美の概念は人それぞれだと思いますが、昔ながらの手仕事は、時を超えた美しさを見せてくれます。
それは、見た目はシンプルでありながら時間をかけた丁寧な仕事だから。作り手の忍耐と信念の成果だからだと思うのです。これは間違いなく、他では出会わないであろう一生ものに相応しいジュエリーだと思います。
ピンときた方、気になった方、是非見にいらしてください。
多くを語らずとも身につけた瞬間、深い感動に包まれますよ。
genre砂原
Folk/N × genre
Navajo Pearl Necklace
¥135,000+tax
約43㎝(留め具含む)
11月5日よりオーダー受付開始
(10個まで)
約2ヶ月後のお渡し
こちらのネックレスはオーダー制、約2ヶ月後のお渡しとなります。
遠方からご注文ご希望の方はメールまたはお電話にてお気軽にご連絡くださいませ。